鳥取のとうふちくわ
新聞記事によれば、鳥取の食文化を全国にPRする企画だったそうだが、よーするに朝から晩まで楽しく酒を飲めた昨日の「スーパー地酒列車」だった。
僕的には、オプショナルツアーとして参加した「世界とうふちくわ会議」なる企画で小さな事件が起こった。
そもそも「
とうふちくわ」なるもの、この列車に参加して初めて食べた。魚肉に豆腐をまぜたものを竹輪にしたから「とうふちくわ」なのだそうで、鳥取の特産だという。けっこう旨い。これをもっとPRしようというわけでパネルディスカッションなどが行われた。それはまあいい。
続いて行われた宴会の余興に「とうふちくわ選手権」なるものがあった。はじめは○×や三択クイズだったので適当に答えていたら、なんと偶然にも僕が決勝5人に残ってしまったのだ。
そこから先は舞台に上に並び、テレビチャンピオンよろしく「利きとうふちくわ」などの難問が用意されている。
そんなんあーた、今日初めて食べたのに、わかるわけないやん。しかも他の4人は、けっこう真剣なのだ。翌日の地元紙では「食通たち」となっていたもんね。
もうこうなったら、僕に残された道はボケて笑いをとるしかない。
ところが、もともとアドリブに弱い上にボケは難しい。やっぱりああではなくてこう書けばよかったとか、この際「ドロップアウト」すべきだったかとか、けっこう悔やまれる。
まあ、おかげで賞品にチューハイ1箱をいただいたので、それはそれでよかったのだけれど。
そんな1日を過ごして今日は、実に久しぶりの鳥取砂丘をはじめあちこち案内していただき、とてもよかった。帰りの列車のなかでは、さすがに寝ていた。
ノースモーキング16日間。