気に入らないけど便利なG5の「ソフトウェアリストア」
アップデートの申請はしたもののなかなかMacOS X 10.3 "Panther"が届かない。しびれを切らして先日から、G5を使いはじめてしまった。
まずは、ハードディスクにパーティションを切って、システムを入れ直すところから。 去年のG4の時は、同じようにシステムを入れ直したら「iDVD」が消えてしまった。すったもんだして5枚組のリストアCDから復活させたのだった。「iDVD」って1枚のCDには入りきらないのだ。 ところが、G5の付属ディスクはDVD-ROMだった。これ1枚でシステムのインストールはもちろん、リストアもできるらしい。これならシステムインストールで全部入るだろうと期待したが、やってみたらやっぱり「iDVD」が消えてしまった。そればかりか、クラシック環境も入っていなかった。
どうやらリストアで入れるしないようだ。しかしこの作業、パッと見ではなんだかわかりにくくて気に入らない。 たとえばディスクには「Software install and Restore」と書いてあるから、どこかにリストアという案内があるものと思って開くわけ。しかしウインドウにそんな言葉は見つからない。その代わり、MacOS X のインストーラの横に、上のようなアイコンがあるのだ。 確かにやることはインストール。だけどたとえば「アプリケーションとClassic環境をリストア」と書いておいてくれれば、どれだけわかりやすいことか。 そのくせ、恐る恐るこれをダブルクリックすると、「ようこそソフトウェアリストア インストールへ」と出てくる。だからさ「最初からそう書いておけよ」と言いたいよね。
だけど説明がまたわかりにくい。「iCal」だの「iPhoto」だのは入らないと書いてある。「iDVD」とかは出てこない。入らないものはいいから、何が入るのかを書けって言いたいよね。しかも、こいつがインストールするのは1.3MBくらいなわけ。すると「iDVD」なんて入りっこないやんか、と思えるわけよ。
が、こいつはインストール用のソフトを入れるだけなんだね。インストールを実行したら、アプリケーションフォルダ内のユーティリティフォルダに「ソフトウェアリストア」がインストールされ、そいつが立ち上がってきた。
それがまた「ソフトウェアを復元」というタイトルなのだ。だからさ、ますます「最初からそう書いておけよ」と言いたいわけよ。 でもこいつ、インストールするものを選べる。「iDVD」だけでも、Classic環境だけでも、もちろん全部でもOK。これは便利だよね。 ようするに、MacOS X 関係のソフトはOSのインストーラで、それ以外の付属ソフトはこの「ソフトウェアリストア」で、必要に応じて入れられるわけだ。ここにたどり着くにはずいぶん疲れたけど、そうとわかれば便利だと思う。 というわけで、全部インストールしたのは言うまでもない。
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