MacOS X 10.4 Tigerと9.xとのネットワーク接続
予約しておいたMacOS X 10.4 Tigerが昨日、4/29の発売当日にやってきた。さっそく G5にインストールした。約30分でアップデート完了だった。
Finderの外観はこれまでとさほど変わらない。ドックに新しい「Dashboard」が目立つくらいだ。 もちろん、これからいろいろ使ってみないとなんとも言えないが、Safariの表示が早くなったように感じること、 ようやくPDFがブラウザ内に表示されるようになったこと、 Mailのインターフェイスの感じがよくなったことなどは歓迎したいところだ。 新しい機能、たとえば「Dashboard」は、いまのところ僕には翻訳ツール以外はあまり用がないような気がする。自動処理の「automator」はちょっと注目。おいおい使ってみたいツールだ。 検索ツールの「Spotlight」は、とりあえずディスクの索引を作成するのにえらく時間がかかっていた。「すばやく検索」ということがずいぶん強調されているようだが、インターネットはともかく、ディスク内の検索って実はあまり使わないので、それほど魅力は感じない。
さて、ちょっとよくわからないのがネットワーク接続だ。これまで何の問題もなくつながっていたMacOS9.xマシンに接続できなくなってしまった。これまでと同じように「ネットワーク」に表示されたマシンにアクセスしようと「接続」をクリックすると「互換性のないAFPプロトコルを使っています」とアラートが出るのだ。相手がMacOS Xだと問題なくつながるから、9.x以前との互換性の問題だろうと思う。 もちろんG5の「AppleTalk」はオンになっている。 また逆から、つまり9.xマシンから10.4のG5には問題なくアクセスできるのだ。10.4から9.xへのアクセスができないわけ。
これに関しては、うちの環境でのことだけなのか、まだネットでも情報が見つからないので、もう少しいろいろ試してみようと思う。 けど、 Winマシンにつなごうというわけではないのだから、せめて「互換性がない」ってのはやめたいただきたいものだと思う。
5/1追記 10.4と9.x間の接続は、9.x側のファイル共有で「TCP/IP接続でファイル共有を可能にする」チェックボタンをオンにすることで、10.4側からもこれまでと同様のアクセスが可能になった。 アップルのTigerに関するページには「Mac OS XはAppleTalkプロトコルでAFPサーバと通信できるため、AppleTalk上でのみMacファイルサービスを提供している古いAppleShareサーバ、Windows NTサーバとも通信できます」と書いてあるのだが、これは双方向ではなかったのだろうか……。
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