[えでぃっとはうすのときど記]

G5がMacOS X 10.4.3アップデータでトラブル (3)

 昼前、宅配便のトラックが家の前で止まった。実は昨日のトラブルの後、今後のためにもと増設ハードディスクをネットで注文していたのだった。思ったより早くやってきた。
 こうなったら、新しいディスクにシステムを入れて、その環境で修復作業をしたい。その方がはるかに効率的だろうと思う。もちろん、パーティションを切った別ボリュームにシステムを入れることも可能だと思うが、まったく別のディスクの方が何かと安心だ。

 昨日からの「アクセス権の修復」作業は10%くらいまで進んではいたが、どう考えても、いつ終わるかわからない。キャンセルしてもなかなか終了しないのでまたしても電源オフにした。
 ハードディスクの設置は簡単だった。スライドレール用のビスを4つ取り付けてドライブベイにすべりこませ、コネクタを接続するだけ。こうしたマシン内部へのアクセスは抜群だと思う。
 DVD起動してディスクユーティリティで初期化。ついでにパーティションを切ろうと思ったが、なぜか失敗してできなかった。それでもたもたしたので念のため、システムインストールはボリュームの内容を消去するオプションを選んだ。
 インストールは15分ほどだっただろうか。再起動をすると、G5に2日ぶりのTigerが戻ってきた。臨時なので、さしあたりソフトウエアアップデートはせずに使うことにする。

 もとの内蔵ディスクもすべてマウントされている。これらは最初にフォルダを開くのに少し時間がかかったが、いわばデスクトップの再構築のような作業がされているのではないかと想像された。幸いデータは問題ないようだ。
 で、何はともあれバックアップだ。まずは、起動ディスクではなかったボリュームの重要データを新しいディスクにコピーする。20GBほどだったが、Spotlightの索引作成作業も影響したのか、2時間近くの時間がかかってしまった。

 さて、問題は起動ディスクだったボリュームのデータだ。アクセスできるところもあるが、もっとも重要な、仕事のデータが入っているフォルダが開かない。アクティビティモニタを見ると、ファィンダーが応答しなくなっていた。
 それでも念のため、修復にかかる前にバックアップをしたい。問題のある状態でも、何かの拍子にデータを消失した時には、少なくとも現在のところまでは戻りたいからだ。そこで今度は、ディスクユーティリティでディスクイメージを作ることにした。

 実はさっきからそのディスクイメージの作成作業が始まっているのだが、データ量が多いためか問題をかかえているためか、これまた進行バーが床屋さん状態でちっとも進まないようなのだ。
 非常時に慣れないことはすべきでないということの典型のようだが、さてどうしようか、とまたしても思案中なのだ。

(記:2005/11/03)



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