[えでぃっとはうすのときど記]

等高線グラデーション

 久しぶりに地図を描いている。20万分の1の京都府全体の地図だ。かなり大きい。作図ではこのごろ、等高線を塗るようにしている。手間のかかる作業だが、これがけっこう面白い。

 というのも僕にはこれまで、国土地理院のたとえば2万5000分の1の、等高線がぎっしり書き込まれた地形図を見ても、ちっとも山が見えなかったのだ。ところが線を塗ると、山がグラデーションで浮かび上がってくる。なんだか目の前がパッと開けたような気がするわけ。以前はグレーの地図だったが、今回はWeb用なのでカラーで作れるから、ますますわかりやすい。
 それと今回は京都府全体を1枚図で描いているので、等高線を追っていると、地形の広がりが改めて認識できる。へえ、こんなところまで続いているんだ、なんて驚きながら描いている。

 もっとも、さすがに10〜20m刻みというのは辛い。今回のは100m刻みだ。それでもやっぱり範囲が広いので、一部を助っ人さんにお願いしたところ。
 下は作りかけの丹後半島。

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(記:2006/05/18)



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