[QuarkXPress奮戦記 vol.9]

トラブルシューティング[3]-(3)

■欧文を含むと行が間延びする!?

サンプルサンプル

 欧文を含む場合、単語がまるごと次の行に送られて、前の行が強烈に間延びすることがある。これは、欧文の単語が日本語の1文字と同じ扱いをされるからだ。
 こんな場合は単語をハイフンで区切ればよいのだが、ハイフンを入れる位置は母音を基礎として決まっている。知らずにむやみにハイフンを入れると大恥をかくことがある。
 編集メニューのH&Jで、自動ハイフンの設定をオンにすると、QuarkXPressが適切な位置にハイフンを入れてくれるから便利だ。
 ただ実際には、ボックスのサイズの関係や特殊な単語などの場合、うまくハイフンが入らないこともある。ホームページのURLなど、ハイフンが入ると間違いのもとになる場合もあるから要注意だ。
 欧文の場合は、ようするにスペースを単語の区切りとしているわけだから、URLなど場合によっては意図的にスペースを入れることでうまくつながることもあるし、スラッシュを全角にするだけで有効な場合もある。
 なお、自動ハイフンの設定をする場合は、H&Jの名前を標準とは別にカスタマイズしておくのがよいだろう。

(記/1997.9)

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