京都は伏見だけでも20を超える酒蔵がある酒どころ。そんな京都府内の地酒を飲みながら、リアルタイムで綴るお酒の話。 おおむね月1更新。飲み手・書き手=小国文男
このお酒は、ふり袖、神聖、富翁、招徳、鶴正宗の5蔵が連携して2005年夏に結成した「京の老舗酒蔵会」のオリジナル商品のひとつ。蔵は、初めて飲む鶴正宗。せっかくなのでこれを買ってみた。四合瓶で1,312円と、このクラスでは廉価なのもいい。
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京姫は初めて飲むお酒だ。ラベルには書いてないが、油長さんの買い物サイトには日本酒度が「+0」とある。これは数値的には、甘くもなく辛くもなくちょうど中口というところだが、辛口に慣れていれば相対的に甘く感じるのではないかと思われて、試すのを後回してしてきた銘柄だった。
この夏、仕事仲間といっしょに久し振りに油長さんの利き酒カウンターに座る機会があった。一升瓶で買ったら1万円くらいするお酒も、ここでなら猪口で数百円。この際だからと、実は最初から高いお酒を狙っていた。
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