京都は伏見だけでも20を超える酒蔵がある酒どころ。そんな京都府内の地酒を飲みながら、リアルタイムで綴るお酒の話。
おおむね月1更新。飲み手・書き手=小国文男
「英勲」の齊藤酒造が全国新酒鑑評会で11年連続となる金賞を、今年は「祝」米を使ったお酒で受賞したいう。ここは「祝」を使ったお酒づくりの復活に最初から取り組んできた蔵だ。去年の蔵見学の折にも話題になって、控えめながらも挑戦したいという話も聞いていたから、なんだか感慨深い。その金賞受賞酒が発売になったと聞いて、「これは飲まねばなるまい」とさっそく買い求めてしまった。