2002年4月10日(水) 天気 : 晴れ

PDFのプリント

QuarkXPress4.1で組んで紙版にすべくPDFにしてAcrobat5.0でプリントしていたら、どうも文字のクオリティが低いことに気がついた。
もちろんフォントはすべて埋め込んである。しかし、画面をプリントしているというのか、アンチエイリアスがかかったままプリントされているような印象だ。
紙版とはいえ、使えるレベルではない。PDF変換時の設定を変えてみても変化はない。これまでこんなことはなかったはずだが、と困ってしまった。

いろいろ試していたら、プリントダイアログのオプション「Acrobat5.0」の中に「詳細設定」という項目があった。
それを開くと「カラープロファイル」という項目があり、そこは「プリンタ/PostScriptカラー管理」となっている。これを「ソースと同じ(カラー管理なし)」に変更してみた。
ついでに「透明品質/速度」の項目も「中画質/中速」から「最高画質/最低速」にする。
これが当たりだった。ようやくいつものしっかりした文字がプリントされた。

どっちの設定が影響したのかと思ってあとでもう一回試してみたら、どうやら犯人は「カラープロファイル」のようだ。
「プリンタ/PostScriptカラー管理」にしていると、「透明品質/速度」が「最高画質/最低速」でも、やっぱり文字はアンチエイリアスのような感じになる。
しかし「ソースと同じ(カラー管理なし)」だと、「中画質/中速」でも、文字はしっかりプリントされた。

モノクロ1色モノなのだが、やっぱりカラー管理が影響するのか。てことは、グレーの文字として扱っているのかな。
なんちゅうか、カラーマネジメントってややっこしい。