困ったちゃんはMacファイル
Winノートを買ってからというもの、やってくる原稿のWinデータに困るということはめっきり少なくなった。
原稿データはほとんどがWordか一太郎、それにエクセルだ。FDだろうがMOだろうがCD-Rだろうがメールだろうが、データが読めないことはほとんどない。
これらはWinノートでテキストに変換したり、あるいはPDFにしてMacにもっていく。
画像データもほとんどJPGかBMP形式でやってくるので、たいがいがPhotoshopで対応できていた。
今回また、50人くらいの共同執筆の書籍の仕事をしていて、たくさんのFDなどがやってきた。ほとんどWinデータだが、これらはほとんど問題なかった。
ところが、ここにきて困っているのが、こともあろうにMacデータなのだ。
この前は、AppleWorksのデータがやってきた。しかもネイティブファイルなのでAppleWorksがないと開けないのだが、そんなん持ってへん。普段は使う必要ないし、めったに来ることもなかったから。
一つひとつのデータはたいした量でもないテキストなので、結局これは入力した。やりとりしているより、そのほうがよほど早い。
今日は、Mac版PageMaker5と思われるファイルがやってきた。ごていねいにWin形式に変換してある。そのくせ拡張子はない。
PageMakerは使っていないが、InDesignで開くだろうと思っていたら、変換作業の途中で時計が回りっぱなしになって開けなかった。
で、雑誌のCD-ROMをひっくり返して探しだし、PageMaker6.5のデモ版をインストールして開こうと試みた。ところがこれもアウトだ。Win形式になっているのがネックなのか。試しに拡張子もつけてみたが、やっぱり同じだった。
そんなこんなで時間を費やすわけにもいかないので、結局これも入力しようかと思っている。
どれもこれも主にはテキストがあればいいのに、近くて遠いMacファイル。なんというか、ちょっと複雑な気分だ。