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先月いただいたニコンFMを、いよいよ本格的に使おうと思って先日、望遠レンズを買ってきた。最近のものでも使えるんだ、と少々感動。
で、レンズを外してボディの中をのぞいていたら、反射鏡（というのか）にホコリがある。ブロアブラシでシュッシュッとやったら、何かにつかえたようでバラバラと黒いものが落ちた。
見たら、スポンジ？
シャッターを切った時に反射鏡が跳ね上がる、その接点でのショック吸収用と思われるスポンジのようなものがボロボロになっている模様で、ボロッと落ちてしまったのだ。
そりゃ25年前のモデルだもんねえ、さもありなんだ。そういや、肩からさげるベルトの内側も同じようにボロボロだった。
とはいえせっかくレンズを買ったのに、これでは困る。そこで今日、いつもお世話になっている写真屋さんに持っていった。
「また壊れたん？」
以前キヤノンのEOSのシャッターが壊れて修理を頼んだから、おばちゃんの第一声はこうだった。
「いや、古いカメラもらったんすよ」
事情と状態を説明する。
「あー、ここのスポンジもなくなってるねえ」
裏カバーにあるべきスポンジがすっかりなくなっているという。なるほど、カバーを閉めてもなんだかガタガタしていたわけだ。
修理が高くつくようなら新しいのを買った方がいいが、とりあえず診てもらおうというわけで入院となった。
安価で無事に直って帰ってきますように。
ノースモーキング26日間。