2003年2月21日(金) 天気 : 晴れ ときどき くもり
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ソフトウェアアップデート
「えっ、10.2.4? 3じゃないんすか?」
「最新は4になってますよ」
先日、知人と交わしたMacOS X のバージョンの話だが、おかしい。「ソフトウェアアップデート」で毎日チェックしているはずなのに、なぜうちではひっかからなかったのか。
と考えて、すぐに思い当たるフシがあった。日付をいじったことがあったのだ。
実はWebの仕事で、「来月になったらリンクが有効になるように」とか、「○月○日以降は消えるように」などとリクエストされることがある。
こういうのはJavaScriptを使って、指定日に自動更新されるようにしておくと便利だ。関係ファイルもあらかじめアップしておけば、当日は何もする必要がない。
もっともこれ、確実に変化が起こるかどうかは、その日になってみなければわからない。そこで一時的にパソコンの設定日付を、たとえば1か月先などに変更してスクリプトが動くかどうかを確認するわけだ。
しかし、日付を未来に変えたこのわずかな間に「ソフトウェアアップデート」さんは、「えらいこっちゃ、いつの間に1か月も過ぎとるやんか」とあわてて立ち上がり、チェック作業をなさるのだ。
用が済んでパソコンの日付を元に戻しても、記録された「ソフトウェアアップデート」の「前回のチェック日」は1か月先。毎日チェックの設定でも次に起動するのは1か月と1日先になる。
実際、今日見てみると前回のチェック日は「3月1日」になっていた。たぶん2月1日に一時的に、月を1か月先に変更したのだ。な〜るほど、10.2.4がひっかからなかったわけだ。
というわけで手動で「ソフトウェアアップデート」を実行したら、10.2.4はもちろん、全部で100MB分くらいのアップデータがあった。
さっそくインストールしたけど、よく考えたら何がどうアップされたのか見るのを忘れてた。何が変わったんやろ……。
ノースモーキング4か月と2日。