2003年2月23日(日) 天気 : くもり

初期値に戻る時計

時計がおかしくなったら内蔵電池を疑うのは、Macの定番トラブルシューティングのひとつだ。
その症状が、うちで一番新しいデュアル1GHzのG4(MacOS X 10.2.4)で出た。起動すると初期値の1970年1月1日になっている。もちろん内蔵電池を疑ったが、まだ使い始めて半年だから、そうだとすればずいぶん早い消耗ではないか。

というのも、うちのMacの内蔵電池はなぜかどれも長持ちしているのだ。
もっとも古いPowerMac7100の電池を初めて替えたのは買ってから7年半後だった。実はその時に、2年若い同8500もそろそろ交換かと思って電池を買っておいたが、替える必要がなくて1年半がたった。2年半前から使っているG4/450MHzも、もちろん交換したことはない。

とはいえ、当たりはずれはあるだろう。規格が同じなので、8500用にストックしておいた電池と交換した。
ところが、電源を落として1時間ほどしてから起動すると、やっぱり時計が初期値に戻っている。
ということは電池ではなかったのか。それとも交換した電池も1年半たっているし、すっかり放電してしまっていたのだろうか。テスタでもあれば確かめられるが、ないのでわからない。

この症状が出始めたのは、先日ソフトウェアアップデートでMacOS X 10.2.4をはじめ、iMovieやiPhoto、Safariなどをごっそりアップデートして以来だ。ひょっとして、これと関係しているのだろうか。そうならネットに何か情報があるかもと思って少し検索してみたが、同様の話は見つけられなかった。
MacOS9以前なら、とりあえずデスクトップの再構築でもしてみるところだか、MacOS X ではそれに該当するのが何なのかわからず、僕にはどうしようもない。

結局、時計はネットワークタイムサーバに接続することにした。これで少し様子を見ようと思う。