土曜日、久しぶりに取材に出かけた。家の取材。よくテレビでやってる「お宅訪問」のような類で(もちろんテレビの仕事ではない)、この手の取材は初めての体験だった。
原稿を書くとき、どっちかというと僕は絵から入るタイプだ。つまり、現場の写真を見ながらイメージを蘇らせ、ふくらませていくわけ。 なので、今回はカメラマン同行だったが、自分のメモ用にカメラをもって出かけた。 そんな取材先でのスナップ。 旧街道からさらに奥に入った山裾の通学路に面して、猫の置物が首に鈴……、いや鐘をつけさりげなく座っていた。「好きなんだよね〜、こういうの」 ひとりごちて、シャッターを切った。
(記:2003/09/01)
[][ときど記]