広報紙講座
2年ぶりに広報紙講座の講師に招かれて、伏見まで出かけた。 実はその2年前も同じ伏見で、しかも同じ会場だった。今回は主催者が違うのだが、ひょっとして参加者はダブる人がいるかもしれないと心配していたら、やっぱり前回も来ていたという人がいた。 まずい。ほとんど同じ資料を使って、ほとんど同じ話をするつもりだったのだ。
話が終わってその人が声をかけてきたので、何を言われるだろうかとちょっと緊張した。 「2年前にもらったこの冊子、コピーして知りあいの保育園の人とかに配ったんですよ。あそこも広報がけっこう大変で。この前行ったらそれが今もあって、使われていましたよ」
その冊子は、僕がこうした講座でいつも使っているオリジナルの簡易テキストのこと。A5判16ページに、いつも7つの話をまとめている。 それが意外な形で利用されていたわけだ。思いがけずうれしい話で、僕はちょっと胸をなでおろした。
それだけにやはり、今回のテキストが2年前のそれをほんの少し訂正しただけのものだったことが悔やまれた。
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