[えでぃっとはうすのときど記]

フラットLANケーブル

 今年の春から、2階で女房や娘が使っているWinノートとの接続は無線LANにしていた。諸般の事情でマシンを置く部屋を変えたら、LANケーブルが届かなくなったからだ。かといって、ケーブルでつなごうと思えば壁に穴を開けねばならない。

 こんなこともあろうかと昨秋に無線対応のルータを買っていたので、クライアント用のLANカードを入手すれば、接続は簡単なことだ。ところが僕は、54Mbpsのカードが出ていることを知らずに、11Mbpsのカードを買ってしまったのだ。あとの祭りだが、ルータ側が11Mpbsなのだからクライアントだけ早くしても意味がないのではないかと納得して設置し、無線LANは無事につながった。

 しかしそれ以後、Wordなどを使っていても動きが重いという。また、Webブラウザのレスポンスが悪くなったともいう。娘が「前の方がよかった」と言うほど、11Mpbsの無線LANは、それまで使っていた10BASE-Tの有線LANよりも不評だった。

 そんな折り、取引先でブロードバンドルータを設置する仕事が入った。ルータに付属のケーブルを見ると、まさに「きしめん」のようにフラットだ。これなら、壁に穴を開けなくてもドアの隙間から隣室へケーブルを伸ばせるのではないか。
 そう思って帰り道、ニノミヤに寄ってみた。あるある、フラットなケーブル。さすがに以前の10BASE-Tでは遅いので100BASE-T対応のLANカードと合わせて買ってきた。僕が知らなかっただけで、こうしたケーブルはすでに2年前から出ていたようだ。

 帰ってさっそく接続作業。買ってきた15mケーブルはさすがに長すぎたが、多少心配したドアの隙間もなんなくクリアして、無事につながった。
 さて評判はいかに、というところだが、たぶん娘はまだこれを知らない。

(記:2004/07/14)



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