「Windows XP Service Pack 2」って……
昨夜のことだった。翌朝は早いので早く寝ようと思っていた。マシンを終了しようとしたところ、バーチャルPC上のWindows XPにアップデートの情報が入っているのに気がついた。どうせならやっとこか、と軽い気持ちでアップデート作業を始めた。「Windows XP Service Pack 2」を入れるという。
ん? ダウンロードに54分? ウソやろ、実際はそうでもないやろ……。 ん? ダウンロードの準備中? えらい長いな……。実はダウンしてるのと違うん? ん? ダウンロード中? クソ、やっぱりさっきは準備中やったんかいな……。 ん? インストール中? やっとかいな……。
ここまでにすでに1時間くらい経過。バーチャルPCが重いこともあるが、54分どころかそれ以上になっている。かなり後悔モード。 仕方がないからネットを見ていると、何やら「Windows XP Service Pack 2」に関する情報がある。なになに、トラブル事例がいっぱい? データが消えた例もある? おいおい、なんだかよくわからんけど、まいったなあ。かといって中途半端でやめるのもまずいやろし……。明日は早いのに、とさらに後悔モード。
ん? 何かを検査中? 何やってんの? ちっとも進まへんやんか! わ! タイプ10エラーや!
結局、アップデートは最後まで完了せず、Macの方がクラッシュしてしまった。仕方がないから再起動。
ところがここからがバーチャルPCならでは。実は、バーチャルPC上で行った作業は直接ハードに書き込まず、「取り消し可能ドライブ」というものを利用していた。PCを終了する際に、変更内容をハードに保存するか破棄するかを選択できるわけ。 今回はエラー終了だったので、起動時に破棄するかどうかを聞いてきた。おかげで中途半端な状態のものも含めきれいさっぱり破棄できて、とりあえず元にもどったという次第。
そんなわけで、めずらしく「タイプ10エラー」に感謝。しかし、きわめて無駄な2時間だった……。
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