G5がMacOS X 10.4.3アップデータでトラブル
ちょっとまいっている。現在、かつてなかったトラブル中だ。 ことの起こりはソフトウェアアップデート。昨夜、MacOS X 10.4.3アップデータの知らせが来たので、いつものようにインストールした。iBook G4では何の問題もなかったが、G5/Dual2Gでトラブルが発生。インストール後の再起動で、ファンが高回転で回り続け、ちっとも起動しないのだ。
アップルのディスカッションボードを覗くと、再起動に時間がかかるとかファンの暴走などのケースが報告されていた。しかしそれでもみな、とにかく起動している。OSを書き換えているので5分や10分は待つべしという。 しかし、うちのG5は1時間、ファンも画面上のギアも回り続けていた。さすがにこれは異常だろうと、メインスイッチを押し続けて電源オフにしてみた。これがよかったのか悪かったのか、もう一度起動してもやっぱり同じだ。今度は2時間半たったところで電源オフ。もしやと思って三たび起動してみたが、これまた同じなのでそのまま寝た。そして朝になっても同じ状態が続いていた。6時間だ。
で、今度はTigerのインストールDVDで起動してみた。MacOS9以前の感覚だと、最小限システムで起動してハードディスクもマウントされ、ファイルにもアクセスできるから、この状態でバックアップなどの処置をしようと思ったわけだ。パーティションを切ったボリュームのひとつを空けて、そこにシステムを新規インストールするのもいいかもしれない、と。 ところがMacOS XのDVDは、立ち上がるといきなりインストーラが起動してくる。インストーラの終了は選べるが、この場合は再起動するか起動ディスクを選ぶことになる。で、再びDVDを起動ディスクに選んで再起動すると、当たり前だがインストーラが起動するわけで、堂々巡り。 ようするに、インストールDVDで起動すると、インストーラかいくつかのユーティリティを使うことしかできないみたいなのだ。
ならばと、ディスクユーティリティで「ディスクの修復」を試みた。ところが「修復できません」とおっしゃる。そんな……。 そこで次に「アクセス権の修復」を試みた。すると今度は作業が始まった。が、進行状況のバーは床屋さんみたいにクルクル回るばかりで、本当に動いているのかどうかもハッキリしない。しかしまあ、G5内では音もしているので何かはしているのだろう。昼になって仕事もあったので、そのままにして出かけた。 夕方帰ってきたら、まったく同じ状態だった。半分くらいあきらめ気分なのだが、修復を始めてから8時間が経ったさきほど、進行状況のバーが床屋さん状態から進捗表示に変わった。ようやく本作業に入ったのだろうか。この作業が有効かどうかわからないが、とりあえずは様子を見守ろうと思う。
それにしても、ダウンロード時にちょっともたもたした感じはあったものの、こんなことになるとは予想外。原因がわからないのが気にかかる。
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