神護寺の山門
高尾から清滝までの沢歩きに出かけた。このところ腰痛が続いているので、いわばリハビリ代わり。ずっと座っているより、動かしている方が楽なのだ。
高尾と言えば神護寺。紅葉でも有名で、山門はポスターや雑誌などにもよく登場するから、一度行ってみたいと思っていた。せっかくなので山門まで登ってみた。 平日なので静かかと思っていたら、たくさんの観光客でにぎわっていた。山門に着いて適当に写真を撮ったら、拝観は次の機会にして早々に下山した。 ところが、自然と腰をかばっていたら膝にきた。やむを得ず途中で杖を買う。手すりにつかまり杖を頼りに下りる姿はまさに老人。元気なお年寄りが脇をさっさとすり抜けて行った。
清滝まで約3キロ余。時折小雨がぱらついたが、高低差も少ないので腰も膝も大丈夫。高尾の人出に比べれば清滝川沿いの林道は静かだったが、それでも合わせて20人ほどだろうか、多くのハイカーたちに出会ったのはちょっと驚きだった。
全体的に、紅葉にはまだ少し早いような印象だった。それでも体には心地よく、ことに腰にとっては、座っているよりはるかに快適なひとときだった。
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