[えでぃっとはうすのときど記]

液晶モニタ EIZO S2111W を買う

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 世間から見ればずいぶん遅れていると思うが、このほど主要モニタを液晶にした。液晶モニタの値段がずいぶん下がったのと、ずっと使っているCRTモニタがすっかりくたびれたからだ。夏に買ったMacBookのモニタが、それまでのiBookに比べてずいぶんきれいになっていたことも、思い切るきっかけのひとつになった。

 実際に買うまでにいろいろ紆余曲折はあったが、結局ナナオの21.1インチにした。12月に発売になった最新型で、値段もちょうどよかったので決めた。ずっとツインモニタ環境だったので、液晶でも同様にしようと同じナナオの15インチモニタも併せて買った。
 届いたモニタを設置すると、S2111Wはまったく文句なし。すぐに気に入った。何よりも、それまでのくたびれたCRTではグレーだった黒が、しっかり黒く見えるのがうれしい。
 ただ、この21.1インチが良すぎるのか、同時に買った15インチがとても見劣りする。CRTの15インチに比べて画面の面積が大きいのに、解像度が同じ1024×768なので、その分だけ少しボケッとするわけだ。しかもこれがどうやら最大の解像度らしい。ちょっと残念だった。

 液晶にする前、CRTモニタの白い画面を、来訪者に「青い」と言われたことがあった。確かに色温度は9300にしていたが、その時はピンと来なかった。が、一つのモニタが明るい液晶になると、古いCRTは本当に暗くて青いモニタだった。そうなるとかなりのストレスだ。結局もう一つもS2111Wにしてしまった。

 使い始めてしばらくたつが、デスクが広くなったのはいい。CRTだと奥行きの3分の2ほどがモニタで占められたが、液晶だと3分1ほどですむ。画面と目との距離も離せるし、空間的にも広く感じる。写真でも一目瞭然だが、これまではモニタ画面の位置とほとんどツラ位置で並んでいたプリンタが、突出してしまった。
 ただ、モニタが明るいからか、これまでより少し目が疲れる感じがする。もう少し、いろいろ調整しながら快適な環境を探していこうと思っているところだ。

(記:2006/12/29)



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