[えでぃっとはうすのときど記]

USB切替ハブはとても便利

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 もう何年前になるだろう。1台のパソコンで複数のUSB機器を使うことはできるが、その逆の、1台のUSB機器を複数のパソコンで使うことはできないだろうか、とネットで聞いたことがあった。当時は、できそうだけれども現実問題としてそれを可能にする機器はないようだった。
 先日、新しい通販カタログが届いたので見ていたところ、「4台のUSB機器を2台のパソコンで切り替えて共有できる」というUSB切替ハブが目に止まった。そう! これこれ、欲しかったのはこれやがな。さっそく注文して取り寄せた。

 僕が一番に共有したかったのは、キーボードだ。
 いま、G5とMacBookを1台のモニタにつないでいる。MacBookはBootCampでWindowsも使っている。机の上には、G5用のキーボードとWindows用のキーボードとMacBookが並んでいる。マウスも、G5用のクリスタルなタイプと、MacBookとWindows用にマイティマウスを使っていた。
 このごちゃごちゃした中で、とりわけて難点なのがMacBookのキーボードだった。いや、ストロークが浅くてタッチも軽いのはいいのだが、デスクトップのキーボードを使い慣れている僕には小さくて打ちにくい。ミスタッチが目立つのだ。
 Windows用はそのために買ったものだから仕方ないが、せめてMacのキーボードをまとめられないかと思っていたところだった。

 例示されているUSB機器の中にキーボードがなかったのがやや不安だったが、使ってみたら問題なく動いている。そうなると非常に便利だ。
 一つのキーボードがG5とMacBookの両方で使え、切り替えもワンタッチ。そのキーボードにつながったマウスも、もちろん一つでOKだから、マイティマウスに統一だ。BootCampのWindowsでもキーボードもマウスも問題ない。もっともこの場合は、キーボードだけWindows用を使っている。
 おかげで机の上が少しスッキリした。こうなるとMacBookはもはやデスクトップ機だ。ついでなので、プリンタなどもつないだ。多少の不満は、接続先のパソコンを示す赤とグリーンのランプのうち、グリーンが目立たないくらい。

 というわけでけっこう感動的だったのだが、よく見ると、僕が知らなかっただけで去年のカタログにも載っていたし、その気になって探すと量販店でも売られていた。もっと早く気づけばよかった。
 あと、なにしろキーボードは最も基本的な入力機器なので、切り替えも頻繁。それにどれだけ耐えられるのだろうか、というのが少々不安だ。

(記:2007/05/11)



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