[えでぃっとはうすのときど記]

ネット環境とストレス

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 諸般の事情でこのほど、兵庫県北部の豊岡市に第2事務所を借りた。京丹後の実家に帰省中の作業場だ。実家の近くで光ネットワークが使えることを条件にすると、現状ではこのあたりになってくる。今月から少しずつ、この事務所での仕事を始めたところだ。

 光は注文しているが未開通なので、インターネットは電話回線だ。光設置は時間がかかるだろうと、とりあえずNTTのライトプランを引いたのだ。
 記録を見ると、京都でネットをCATV回線にしたのが1998年の暮れだったから、電話回線がメインになるのは約9年ぶりだ。
 もちろん、いくつかの対策はしている。仕事のデータを送るにも、大きなサイズのファイル送信はしなくていいような段取りを、京都でしてきた。また、さまざまな機能が自動でネットにアクセスするとうっとおしいので、PPPの「必要なときに自動的に接続」はオフにしている。

 遅いのは覚悟していたが、実際に使い始めると、思った以上のストレスだ。約2.2MBのFTP送信に13分ほど、約2.6MB添付のメール受信には20分余りかかった。
 また、こんなところも影響していたのか、と思い知らされたことがいくつかある。
 たとえば、MacOS X の「ダッシュボード」。スペルを調べようと思って「翻訳」に単語を入力しても、いっこうに反応しない。もしやと思ってネットにアクセスしたら、ようやく反応した。これもネット経由だったのか、と思った次第。
 また、ブログは常時接続でないと読みにくい、と実感する。いや、リアルタイムで毎日読んでいればいい。いま、仕事の都合であるブログを1年半分くらいをまとめ読みしているところだが、次々読んでいこうと思うと、電話回線ではちょっと辛い。

 光はようやく明日、宅内調査に来る予定だ。開通までもう少しこのストレスは続きそうだが、ブロードバンドに慣れてしまうのも考えもののようにも思える。

(記:2007/05/30)



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