Mailのリッチテキストと標準テキスト
Leopardにしてから、メール作成時に違和感を感じていた。メールを書くのに、他のアプリケーションで作成したテキスト等をコピー&ペーストしてくるのはよくあることだが、フォント属性などもいっしょに持ってくるようになったのだ。
僕はずっと、メールは基本的にプレーンテキストで通している。プレーンでないものといえば、リンクが埋め込まれたURLやメールアドレスくらいだが、これもMailが自動処理しているものだ。 そこにコピー&ペーストでもってきたテキストが、サイズが違ったり色がついていたりするとうっとおしいわけ。加えて、URLなどのリンクも正しく埋め込めないケースが出てきた。こうなるとちょっと困る。
僕は仕事でデータを送付するのに、サーバにアップロードしたファイルのURLをメールで連絡して、先方にダウンロードしてもらうことがよくある。メールに書くには、サーバのURLをまずブラウザからコピー&ペーストし、その後ろにファイル名をコピー&ペーストしてつなげていた。 ところがそのメールを送ったら、最初にペーストしたサーバの部分だけのリンクになっていて、あとからつなげたファイル名部分がリンクから外れていた。おかげで何度か「クリックしてもダウンロードできない」という連絡をいただいた。
ようするに、コピーなりカットしてペーストする際にフォント属性等を無視すればいいわけだ。Mailの環境設定を見ると、「作成」メニューの「メッセージのフォーマット」の項が「リッチテキスト」になっているのを見つけた。 「リッチテキスト」はフォントや書式情報をもったテキストのことだから、原因はきっとこれだろうと思って、ここを「標準テキスト」に変更した。すると、コピー&ペースト時にも属性を破棄してペーストされるようになった。ようやく僕の違和感は収まった。
ここのデフォルトは、TigerのMailまでは「標準テキスト」だった。どうやらLeopardで「リッチテキスト」に変更されたようだ。
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