Lion上でもテープ起こしができるCasualTranscriber
MacOS X 10.7 Lionは、もはやPPC版アプリケーションが動かないということだったので、バージョンアップを少しためらったのだったが、基本あたらしもの好きなので、結局発売翌日の7月21日にバージョンアップしてしまった。がまんできたのは1日だけだった。
Canonの複合機(PSプリンタ)のドライバが暫定版なため、一部のアプリケーションでプリントできないとか、スクロールバーの扱いが変わっているので少し扱いにくいなど多少の問題はあるが、いまのところ全体的にはいい感じだと思っている。
PPC版アプリケーションに関しては、テープ起こし用にかなり長い間重宝していた「Pardon?」が使えなくなったことが痛い。とはいえ、Intel版でも利用できる同様のアプリケーションは必ずあるハズと思って探していたところ、やっとのことで「CasualTranscriber」なるアプリケーションを見つけた。
機能的にはビデオ映像も扱えるし、スピードコントロールや前後のスキップも5段階で設定できるなど、けっこう便利だ。ショートカットキーをカスタマイズできないようなので、しばらく操作に戸惑ったのはやむを得ない。
気になったのは、作業中に数回落ちたこと。キーボード操作のせいだろうか。原因はよくわからない。 一応、オートセーブもついていて、その間隔も3分、5分など数段階で指定可能だ。これは、バックアップファイル方式ではなくて、ファイルそのものを指定時間の間隔で自動保存するようなのだが、間隔が経過時間なのか、音源データの進行時間なのか、よくわからなかった。
とりあえず、しばらくは慎重に扱いながら様子を見ようと思っている。
※2011.11.8追記 その後の使用で、「(自動保存)」とついた別ファイルができることを確認したので、オートセーブはやはりバックアップファイル方式のようだ。 なので安心していたが、やはり落ちてしまったので、そのバックアップファイルで復活しようとしたら、何かタイミングが悪かったのか、消えてしまっていた。思わず「え〜〜!?」と声が出た。 どうやら、手動でコツコツとセーブするのがいちばん確実なように思える。
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