Glenfiddich
Glenfiddichを買った。初めて買ったシングルモルトスコッチ。スコットランド北部スペイサイドの蒸留所で、世界で初めて、ブレンド用ではなくシングルモルトとして発売されたものだという。日本でも最もポピュラーなスコッチの一つらしい。
かなり長い間、僕にとってウイスキーは悪酔いの元でしかなかった。たぶん、スナックなどで水割りをガバガバ飲んだからで、よーするに飲み過ぎだっのだと思う。だから、外で飲むのは基本的にビールに徹していた。
今年になってウイスキーを飲み始めたきっかけは、田舎の実家に滞在中に飲んでいた麦焼酎だった。少しウイスキーっぽい香りがした。それを飲むうちに、これやったらウイスキーもいけるのではないか、と思えたからだ。 加えて数年前、知人とバーで飲んだ際、とても香りのいいウイスキーを試飲する機会があり、その印象がよみがえったからだ。当時はウイスキーは眼中になかったが、その旨さは心に残っていた。
それでバーでウイスキーを頼むようになったのだが、改めて世界が広がっていく気がしている。飲んだ銘柄をあとでネット検索してチェックするのも興味深い。コラムに書き留めておくと、自分の頭にも残る。
で、それでも田舎の実家で相変わらず麦焼酎を飲みながら思った。ウイスキー風よりも、ウイスキーそのものを飲んだ方が旨いやん、と。 バーでスコッチを飲み始めて最初に教えてもらったGlenfiddichが頭に浮かんだ。ネットで見ても比較的廉価なようだ。「お酒のコンビニ」と看板のかかったお店で物色してみた。はたして、350mlのGlenfiddichがあった。
さっそく、ストレートで香りを楽しんだり、ほんの少し加水してまろやかにしたり、バーで教えてもらった飲み方でチビチビ楽しみ始めている。
|