[えでぃっとはうすのときど記] |
有線LANケーブルを埋設した 田舎で光モデムとルータを置いている母屋と、仕事場にしている離れの間で、このほど有線LANケーブルの埋設に挑戦した。別棟間を無線LANでつなぐのはやはり無理があるようで、3つの中継器を介しても、せっかくの1ギガコースが10〜20分の1以下のスピードに落ちてしまっていたし、不安定だったからだ。 ![]() ![]() 埋設するのは8mほど。スコップで溝を掘り、まずはPF管を仮置きした。 PF管は10mを用意していたが、両側に継ぎ足してそれぞれ窓の鴨居付近まで届くようにした。屋外用ケーブルだから不要かもしれないが、念のためといったところ。加えて、雨もかからないはずの位置だし、PF管末端の少々不細工なテーピング処理でもなんとかなるだろうと見てのこと。 ![]() ![]() 母屋側は戸袋にPF管を片サドルで固定し、土壁に穴を開けてケーブルを中に通した。もっと下位置で戸袋の中にケーブルを引き込んで取り回す方法も考えたが、やはり壁を通すのがケーブル長を一番短くできそうだった。 離れは土壁の外側をトタンで覆っているため、窓の鴨居を少しくり抜くように穴を開ける必要があった。以前別件で買っておいた直径18mmの刃が役に立ったが、なにせドリルが非力で、これが一番難儀した。最後は、これまた別件で買っていた細いノミで打ち抜いた。 ![]() 壁の穴はそれぞれ内外ともにエアコン用のパテで養生した。LANケーブルはそれぞれ中継コネクタで室内のケーブルとつないだ。 ![]() 離れ側はブリッジモードで使う無線LANルータにつないだ。附属のハブでMacに有線接続し、無線LANはiPhoneなど用にSSIDとパスワードを親ルータと同じにした。これで母屋と離れでシームレスな無線環境になるはずだ。 ![]() eo光が開通した2年半近く前、ルータにLANケーブルを直接つないでテストしたとき、やはり1Gbpsだった。その環境を十分活用できずに歯がゆかったが、ようやく手元に来たのがうれしい。 ![]() テストしたのは平日の昼間で、たぶんネットを使っている人がよほど少なかったのだろう。夜になると750Mbpsくらいになっていた。 (記:2021/11/09) |
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