この時期に義経本というのは少し遅いのではないかとも思えますが、個人的には3月〜4月にこの仕事をしていたおかげでいま、大河ドラマがわりとわかりやすいのがラッキーです。
義経研究家による解説とコラム、義経にまつわる28人を切り口にした京都のゆかりの地の取材記事、そして「京の祭りとご利益散歩」と同じ描き手による挿絵で構成されています。人が切り口なのがいいように思います。
DTP組版の仕事でしたが、この本にも5ページ分の地図を描きました。こちらはカラー。グレーだけよりもはるかに表現しやすいことを実感しました。ただIllustratorではこの間、Web用のRGBデータを扱う方が多かったので、CMYKのデータを作るのがすごく久し振り。オーバープリントブラックなど、ちょっととまどってしまいました。
そんなカラーの地図をひとつ。もとはカラーで作ったものですが、本ではページ構成の関係でグレーにしたので、この地図のカラー掲載はここだけです。
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