原稿のデータが読めない、組版データを開いたら文字組みや画像のイメージが変わった、フイルム出力ができない……。原稿作成から出版に至るDTPの作業の中で、こんなトラブルの声を聞くことは日常茶飯事です。これらの主な原因は、それぞれの作業段階での制作環境の違いです。それほどにDTPは、多くの人、さまざまなマシンやアプリケーションソフトなどを駆使して行われています。
しかし、仕組みを理解し、次の段階の作業をよく考えてデータをつくれば「トラブルゼロ」は可能です。それには、各段階に携わる人々のコミュニケーションが決定的。誰もが「次の人に渡すためのデータ」をつくっているのですから。
そこで、トラブルを起こさないデータの作り方や環境などを解説し、スムーズで快適な作業を構築することをコンセプトにしてこの本が企画されました。執筆陣は全部で8人。私は原稿テキストについて、その作り方や整理の方法などを扱った「$1 Text 原稿テキストの作成と整理」の全11節のうち10節分を執筆しています。
共著として著者に加わったひさびさの著作です。
くわしくは以下をご覧ください。
●インプレスダイレクト(オンラインで購入できます)
●DTPワークフロー入門(くわしい目次ほか)
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