[ひとりごと(1997.11.7)]

帰ってきたハードディスク

 実は今、こんなこと書いている場合じゃないんだ。急いでかからないといけないのに手つかずの仕事があるんだ。だけど、昨日はうれしかったのさ。

 というのも、先日クラッシュした外づけハードが帰ってきたから。正確に書けば、ハードディスクそのものは買い換えて新しくなったわけで、帰ってきたのはハードに入っていたデータなのだ。
 とりわけ、その中に入っていたわが事務所の経理データが戻ってきたのは心底助かった。一応プリントアウトしてあるから、仮に復旧できなくても最悪の事態だけは避けられたわけだが、データとしては今年の分がまるごとなくなった状態だった。しかし少なくともこれに関するデータは完全に復旧していた(ほかのデータも多分大丈夫なようだ)。うれしい!

 自慢ではないが、僕はエクセルを使って毎月、貸借対照表と損益計算書が出る簡単なシステムを作っている。もちろん複式簿記の原則にそったものだ。といっても「システム」などとたいそうなものではない。途中の過程を思いきり省略して、現金と預金の管理さえやっていれば月1回の簡単な作業で十分できてしまうというものだ。もちろん、規模が小さいからこそできるという側面が大きい。

 クラッシュしてから3週間がたち気になっていたので、さっそくたまっていたデータを処理した。手つかずの仕事も気になったが、月を越しているから一応締めておかないと、あとがうっとおしい。
 しかし案の定、現金は合わなかった。1万円以上の誤差が出たからかなりいい加減なものだ。そういえば先日、飲みに行くのにちょっと拝借したのだった。仕方がないから無理矢理合わせてしまった。ま、いいか。

 これでなんとかひと段落。さあ、仕事に手をつけよう。朝までやるか。いやその前にちょっとビールを……。

(記/1997.11.7)


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