[えでぃっとはうすのときど記]

G5がMacOS X 10.4.3アップデータでトラブル (2)

 ハードディスクが50GBとか70GBなどといっても、最近ではちっとも大きいとは思えない。数百GBとか、TB(テラバイト)なんて単位も目にするようになった。でもそれは、例えば僕が初めて買ったPowerMac7100が500MBのハードディスクで、CPUが66MHzだったことを考えると、驚異的なサイズなのは間違いない。

 その驚異的なサイズに、G5の2GHz2連CPUではなくて、ひと昔もふた昔も前の遅いCPUで挑んでいるのではないかと思えるほど時間がかかっているのが、昨日からやっているG5の「アクセス権の修復」作業だ。処理を始めてすでに13時間超。先のコラムで作業進行の表示が進捗表示になったと書いたが、それから5時間も経つのに、進捗状況はまったく変わらず、ごく数%を示すままなのだ。

 もしかして、インストールDVDで起動している時には、G5のプロセッサのパワーを最大限引き出すことはできないということなのだろうか。
 以前の(いまも使っているが)PowerMacにCPUアップグレードカードを装着している場合、CD起動をすると、カードに必要な機能拡張などを読み込めないので処理速度が極端に落ちたものだった。それと似たような状態なのだろうかと思ってしまうのが、現在の状況だ。

 MacOS Xの場合、修復が必要な時は起動時に行われるらしい。実際、トラブルなどの後に起動に時間がかかることはよくある。
 ということはこの「アクセス権の修復」、インストールDVD環境でなくても通常の環境で可能だし、もしかしたらその方が、ファンがうるさくても所用時間は早いのではなかろうか。

 とはいえ進行状況の表示についても、動かないと思っていたものがあるとき突然グイグイと進んで作業完了となるケースもよくあることだ。中途半端で中止すると、起動時の修復に余計な時間をプラスしないとも限らない。そんなことを考えると、もうこれ以上、迂闊に中止もできない。
 さてさて思案のしどころだが、どうしたものか……。

(記:2005/11/03)



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