[えでぃっとはうすのときど記]

夕日はやっぱり難しい

 いい天気だったので夕日の撮影に再挑戦すべく、今日も自転車で出かけた。東山まで1時間、車で行くのとさほど変わらないが、カメラバッグと三脚を背中にしょって走るのは、見た目にも機能的にもいまいちだった。次はリュックにひとまとめにするなど工夫せねばと思う。

 さて前回の経験から今回は、カメラの「自動感度調整」をオフにしISO200固定で撮影してみた。崩れた露出バランスの自動補正をオフにしたのだからより暗くなることも考えられたが、シャッタースピードを遅くすることで手前をできるだけ明るくできないだろうか、というのが今回の目標だった。

 実際には、夕日そのものが見えるように写そうとすると、前回より遅いシャッタースピードで前回より真っ暗になった。感度を落としているのだから当然ではあろう。ただし、暗くても画像のザラつきは大幅に少なくなった。
 今回は、夕日が沈んでしまったあとも少しねばってみた。改めて気がついたが、沈んだ直後の方が夕焼けらしくなるというか、「西の空が赤く染まる」というイメージに近い気がした。

 下の写真は夕日が沈んだあとで、f/11、シャッタースピード1/40のもの。前回よりかなり遅い。一番手前の木々の葉は真っ黒だが、なんとか家並みが見える。夕日部分は補正でもう少し暗くして雰囲気を出すこともできるが、これは撮ったまま。
 今回撮ろうとした絵には少し近づいたように思うが、やっぱり夕日は難しい、という実感を強くした。

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(記:2006/06/07)



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