Backup3でIEの「お気に入り」を復元
去年秋のトラブルに懲りて、その直後から重要なボリュームやフォルダのまるごとバックアップを始めた。アップルの「.Mac」からダウンロードした「Backup3」で毎日、増設したハードディスクに自動バックアップしている次第だ。
このソフトは、仕組みとしてまず、指定したバックアップ対象の全てをフルバックアップし、その後は変更されたファイルのみを追加バックアップしていくものだ。なので、日々の作業はそんなに重くない。
ところがある程度の期間がたつと、エラーが頻発する。なんでやろ、と思っていたら、要するにディスクが一杯になって保存できないためだとわかった。ヘルプなどをよくよく読むと、一定期間がたったらフルバックアップをやり直して、古いバックアップファイルは捨てるべしと書いてある。
もともと、どんどんたまっていったらどないするんやろと思っていたので、「だよね〜」と納得だ。だけどこれって、ずいぶんアナログな気がするのは僕だけやろか。
そんなわけで、うちの場合はだいたい1か月くらいで手動更新している次第だ。この半年余り、幸か不幸かバックアップの恩恵をこうむることはなかった。
IEの「お気に入り」データが消えているのに気づいたのは今夜のことだった。お気に入りメニューの中の見慣れた一覧がすっかりない。まあこのごろは名実ともにSafariがメインで、IEは「購読」でサイトをチェックしているくらいだが、まさにそのためのデータがなくなったわけだ。
原因はわからない。調べてみるとお気に入りのデータは、ユーザフォルダのライブラリ内「Preferences」の「Explorer」フォルダに入っている「Favorites.html」とわかった。作成日を見ると今日のマシン起動直後になっていた。
とりあえずこれは、Backupの出番だ。初めての「復元」を試みた。なかなかよいのは、必要なファイルのみを復元できることだと思う。
ホームフォルダはまるごとバックアップしていたが、ルートをたどってかの「Favorites.html」を指定し、復元した。ファイルを入れ替え、無事にお気に入りデータが戻ってきた。
しかしよく考えたら、実は昨夜フルバックアップをしたところだった。するとファイルが壊れるなり消えるなりしたのは、昨日のバックアップより後か、今日の起動時ということになる。何が起こったんやろ……。
|
