S2111Wの保護パネルで光沢画面に
EIZOのS2111Wに保護パネルを取りつけた。裏表で光沢面と非光沢(ノングレア)面を使い分けられるタイプで、もちろん僕は光沢面をセットした。そうこれこれ、これがほしかった、という感じになった。うれしい。
宅配便で届いたそれは、想像よりも小さなパッケージで、思ったよりも軽かった。素材はアクリル樹脂なのだろうか。考えてみれば軽くて当然だ。 さっそくパッケージを開いて装着した。パネルの片面に「こちらがノングレア面」というシールが貼られていた。一見しただけではわかりにくいのでこれまた当然の措置だが、シールをはがす際にほこりがつきやすいのがやや難点だ。 もっとも僕の場合は、はがしやすいように片側が浮いていたのに、それに気づかず接着側を爪でめくったからかもしれない。しかも毛羽だった服を着ていた。 脱落や浮き上がり防止用に「ストッパー」なるL型の小片が4つ付属していたが、解説でも「おすすめ」程度だったし、見た目に不細工になるのでつけなかった。たぶん問題ないと思う。
光沢画面になったので、映り込みがある。オフやスリープ状態など画面が黒いときは明瞭で、G4の方では横のマシンがクッキリ映っているのがよくわかる。通常の使用状態でも、背景が黒いWebサイトにアクセスすると、やっぱり映る。 これらを嫌う人もあるだろうが、僕はそんなに気にならない。むしろ美しいと思えてしまう。
ふと、まだ1台残っているCRTモニタに目をやると、電源オフの黒いモニタ表面にはやはり映り込みがある。叩けばガラスと思われるコンコンという音がする。 そうか、つまりこれまで僕は、光沢画面を見慣れていたのだ。だから、なんだか落ち着く気がするのだろうと思う。
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