[えでぃっとはうすのときど記]

Mac mini のHDDをSSDに交換

 先日Mac mini(mid 2011)をmacOS Sierraにしたら、すごく重くなった。5年使ったモデルだし、このところHDDの重さが気になっていたところだ。それでもSSDにすれば、まだまだいけるような気がする。
 ネットでチェックすると、1TBのSSDが、2年半前にMacBook Proにつけた500GBより安くなっていた。これは買いと考えて、自己責任にて換装することにした。取り外したHDDもまだ使えるから、バックアップ用にすればいい。

 今回も秋葉館で購入。Mac miniを開けるのは3年ぶりなので、今回も「Mac mini 分解&改造 / Studio Milehigh」を参考にして分解。写真は無事にHDD(左下の黒いカバー付き)を取り出したところ。右下が購入したSSD。

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 3年前の頃、SSDをつけるにはロジックボードを5mmほどずらす必要があったようだが、今回購入したSSDは薄くなっているようで、スムーズにつけることができた。
 写真はSSDをつけたところ。同じように黒いカバーをつけたので、横に並べたHDDがなければ、見た目は以前とまったく同じだ。

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 ついでにたまっていた埃も掃除して、元通り。

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 インターネット復元を経てタイムマシンから復元すること8時間、換装前と同じ環境が劇的に軽くなって戻ってきた。
 非SSD環境からの換装なので「TRIM」の有効化が必要になるが、「【Tips」】「OS X El Capitan」のサードパーティ製SSDのTrim有効化は「trimforce」が簡単」を参考にして、ターミナルで簡単に設定できた。

 MacBook ProをSSDに換装した際に起動時間などを計っていた。OSもアプリケーションもそれぞれバージョンが違うので単純比較はできないが、参考までに今回も計ってみた。CPUは2.7GHz Intel Core i7、メモリ8GB。

Mac mini(SSD/1TB/2016.10.3)
OS(macOS Sierra)起動……約43秒
Photoshop CC2015起動……約6秒
Illustrator CC2015起動……約20秒
InDesign CC2015起動……約18秒

Mac mini(HDD/1TB/2014.4.9)
OS(OS X Mavericks)起動……約2分
Photoshop CS5起動……約13秒
Illustrator CS5起動……約17秒
InDesign CS5起動……約1分20秒

 Illustratorだけ少し時間がかかっているが、その他は倍以上の早さだ。先にSSDにしたMacBook Proと比べても、ほとんどストレスを感じなくなった。
 もっとも、終了時や再起動時の処理はSSDと関係ないのか、以前と変わらず黒画面でホイールが10分ほど回り続ける。なんとかしてほしい…。

(記:2016/10/03)



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