[えでぃっとはうすのときど記]

Mac miniのFusion Driveを解除して2つのSSDに

 5月に、Mac mini(Late 2014)のHDDをSSDに換装して2つのSSDでFusion Driveにしたところだったが、1か月ほど前にそれを解除して、SSDをそれぞれ独立して使用するように変更してみた。SSDへの換装で期待したほどのスピードアップにならなかったからだ。しかし結論的には、大して変わらなかった。

 PCle接続のSSD(128GB)のほうが早いはずだから、こちらにCatalinaをインターネットから再インストールした。これはシステムと最小限データのみにして、そのほかのデータはもう1つのSSD(1TB)を使っている。

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 分割後のスピードテスト結果は、Fusion Driveの時とほとんど変わらなかった(上)。
 もっとも、SSDでもディスクによるスピード差はあろう。上のテスト対象はアプリでデフォルトのキャッシュフォルダのためディスクはPCle接続のSSDだが、テスト対象を1TBのSSDに切り換えるとスピードは落ちた(下)。
 Fusion Driveの場合はテストでもスピードが落ちることがよくあったが、同じところでも使用頻度によってディスクが切り替わるから、ということか。

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 体感スピードはほとんど変わらないし、システムを入れたSSDは128GBと小さいから残量も気になるところで、日常的にもディスクの切り替えを意識する必要があるとなると、これらを気にしなくていい分、2つのSSDでもFusion Driveのほうが便利なのかもしれない。

 ところでこの解除以前から、Time Machineバックアップで、初回バックアップ後の差分バックアップができないエラーが続いている。Catalinaになってあちこちで起きているようで情報もいろいろありいくつか試してみたが、こちらはちょっとお手上げ状態。実はこのOSクリーンインストールもその対策を兼ねていた。
 もはやOSのアップデートなどで改善されるのを待つしかないか、とあきらめの境地で新規バックアップをくり返している。

2020.8.26追記
 CatalinaにおけるTime Machineバックアップエラーの原因は、ノートンとの衝突という情報があった。実際、ノートンを削除して別のセキュリティシステムに切り換えたら、問題なくバックアップできるようになった。

2020.9.3追記
 CatalinaにおけるTime Machineバックアップエラーの問題は、ノートン8.5.10で解消した模様。セキュリティシステムをノートンに戻しても、いまところ確かに問題はない。

(記:2020/08/08)



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