JCheckerは使える！
最近、株式会社まつもとから公開されたHTML文法チェックのシェアウェア「JChecker」をダウンロードして試してみた。これは使える、2,300円は安いと思ったので、さっそく登録した。
JCheckerは、HTMLファイルをチェックして、完全な「エラー」と、エラーではないが訂正した方がよいという「警告」を知らせれてくれる（下のサンプル画面）。そして同時に、エディタとしても使えるものだ。
さっそく、自分のページのファイルをチェックして、僕は愕然としてしまった。むろんエラーがないとは思っていないが、あまりにも多い（笑）。もっとも、その指摘を読むとナルホドと思い、訂正することによってHTMLの知識が増えていくと思えばありがたいことだ。
しかし僕が愕然としたのは、エラーの多さよりも、そのうちのひとつのエラーだった。それが、上のサンプルの冒頭に指摘されているカラー文字列指定について。BODYタグに書き込んでいるテキスト全体の文字カラー指定のうちのひとつで、うっかり「#」を欠落させていた。これ自身は単純なミスだ。
幸いなことに、それによってページが動かないことはないし、ちゃんと指定した色になるのだから「ま、いいか」と言いたいところだが、ふと思って他のページも見てみたら、「あ、これも」「またこれも」「えっ、これも？」というわけで、実は僕が作った全てのファイルで同じミスをしていることがわかったのだ。もう「Oh god!」と叫ぶしかない。
なぜかと言えば、原因はハッキリしている。最初に作ったファイルで間違えたのだ。そしてその後は、それをコピーして使ってきたからだ。すでにファイルは、全部直そうなどと考えるだけでもゾッとするような量になっている。このあたり、エディタで作っている弱味ではある。まあ、できるところからボチボチ直そうと思っているところだ。
というわけで、こうしたイージーなエラーから重要なエラーまで早期にチェックできるのはとても助かることだ。さっそく現在請け負っている進行中のファイルは全部直して、少なくともエラーはなしにした。タグ辞書なども搭載されているのも助かるし、これからずいぶんお世話になるソフトになりそうだ。
余談ながら、このページは僕のWEbページの中でエラーなし第1号ファイルになった。エラーがないときの「ピロン」というOK音は、ちょっとした快感だ（笑）。