[QuarkXPress奮戦記 vol.24]

変更箇所保持と変更箇所消去(4)

■画像ボックスでの「保持」と「消去」

 下のサンプルは左の(1)〜(3)が「変更箇所保持」、右の(4)〜(6)が「変更箇所消去」の例。ドキュメント上でマスターページアイテムを変更しない場合は先のテキストボックスの例と全く同じなので、変更する場合だけを示した。

(1)グリーンのボックスはマスターアイテム↓
(4)同じくグリーンのボックスはマスターアイテム↓
サンプル サンプル
(2)ドキュメント上で赤に変更すると↓ (5)ドキュメント上で赤に変更すると↓
サンプル サンプル
(3)マスターページ再適用で背面にグリーンが出現 (6)マスターページの再適用でグリーンと入れ替わる
サンプル サンプル

 (3)は両ボックスが完全に重なるので一見すると(2)と同じだが、変更した赤のボックスをずらしてみると、背面にマスターページアイテムが出現したことが確認できる。念のためだが(3)のサンプルはずらした後のもの。
 こうしてみると結局、画像ボックスの場合もテキストボックスと全く同じで、「保持」と「消去」の違いは(3)と(6)の違いとなって現れる。
 サンプルはカラーを変えただけだが、画像を取り込んだ場合も全く同じだ。つまり、「消去」にしていてマスターページで空の画像ボックスを作り、ドキュメントページ上でそれに画像を取り込んだ場合、マスターページが再適用されると取り込んだ画像は消えてしまうことになる。
 もちろん、ボックスでなくラインの場合も同じだ。
 ここまでをまとめてみよう。


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